Last Updated on
花粉症と同時になりやすいのが、かゆみや湿疹などが現れる「花粉症皮膚炎」です。
その原因は花粉によるアレルギー症状の場合と、マスクやティッシュによる二次災害によるものがあります。
どちらにしても肌への刺激過多がトラブルの原因です。
肌をいたわるスキンケア方法を取り入れて、少しずつ改善を目指していきましょう。
帰宅後の肌には、花粉がたくさん付着しています。
そのまま放置していると、その花粉がさらなるアレルギー症状を引き起こすこともあるので注意が必要です。
家に帰ったらすぐにクレンジングをして、花粉を洗い流しましょう。
花粉を落とすことは大切ですが、洗顔やクレンジングで肌を強くこすることはNGです。
肌が傷つき、乾燥やバリア機能の低下によって、さらに肌荒れを悪化させてしまいます。
顔を洗う時はできるだけ優しく、泡やクレンジング料をクッションにして、肌をこすらないように行いましょう。
クレンジング料は刺激の少ないタイプがおすすめです。
化粧水をコットンでつけると、コットンの毛羽立ちで肌を傷つける恐れがあります。
化粧品は一度手のひらに取り、ハンドプレスで少しずつ丁寧に与えるようにしましょう。
乳液や美容液も肌に”塗りこむ”のではなく、”押しこむ”イメージでつけると効果的です。
ピーリングやスクラブは、角質を除去するケアです。
しかし花粉で荒れやすい肌は比較的角質が薄く、バリア機能が低下しています。
それ以上角質を取り除くと肌荒れが悪化するので、この時期のピーリングやスクラブケアは避けましょう。
油分が多いリキッドファンデーションをベースメイクに使うと、花粉を吸着しやすくなります。
この時期は肌表面をサラサラにするパウダーファンデーションを使うようにしましょう。
乾燥が気になる場合は、リキッドファンデの上にルースパウダーを重ねて、ベタつきを抑えておきましょう。
日中も顔に花粉が付着しますが、そのつど顔を洗うわけにはいきませんよね。
そこでおすすめなのが、大きめのフェイスブラシを使うこと。
顔をフェイスブラシでサッと撫でて、花粉を払い落としておきましょう。
マスクやティッシュは花粉症の人になくてはならないもの。
しかしどちらも表面が荒くデコボコしているので、肌を傷つけやすくなっています。
マスクは比較的優しい綿素材を選び、ティッシュは保湿効果のあるローションタイプを使って肌への刺激を減らしましょう。
このようなポイントを踏まえて、かゆみやヒリヒリを緩和してくださいね。
>>【次の記事】 シワを作らない! アイメイクの正しいクレンジング方法